公益財団法人 日本スポーツ協会が認定するスポーツリーダーの資格に注目が集まっています。ここでは、地域社会のなかで働き社会の健康とスポーツ振興に貢献できるスポーツリーダーについて、資格特徴や取得方法などを紹介します。
スポーツ指導者に関する資格には数多くあります。そのなかにはスポーツプログラマーのように「メニューづくり」という目的に対して特化した資格も存在します。そのためには、一つの目的のために徹底的に知識を深めていくことが必要になってきます。
しかし、その一方でスポーツ全般に対してジェネラルな知識をもっともつ人材も必要ではないか、という考えがスポーツリーダーという資格の背景にあるようです。スポーツに関する指導が行われる場所で、医学や生理学など運動能力に関する知識から、トレーニングメソッド、精神的な影響、そして、社会のなかで活動するための諸手続や交渉方法など、幅広い知識を背景にしてスポーツ指導を行う組織の中心に位置するのがスポーツリーダーといえます。
スポーツ指導に関わる人々のなかでは、ベーシックな資格として知られているスポーツリーダーは、スポーツ指導者に求められるマインド、スポーツによるケガに関する医療・救急の知識、運営や指導プランニングなどを身につけることで取得できます。
スポーツリーダーには資格有効期限はなく更新の必要もありません。比較的難易度も低く合格率も高い資格と言われているので、スポーツ指導者をめざす人には基本アイテムの一つとして取得をおすすめできます。
スポーツリーダーの資格取得の一つの方法はNHK放送学園の研修を受けることです。このほか、各地で行われる集中講習会に参加する、に大学・短大・専門学校などのスクールで取得するという方法もあります。
スポーツリーダーの講習・試験を受ける条件は、以下の条件を満たしていることが必要です。
願書受付期間は春期、夏期、秋期、冬期の年4回(NHK放送学園の場合)
4ヵ月間の通信講座受講後、課題を3回提出し、その内容が審査されて合否が決まるスタイルの資格です。講習受講者の合格率は約95%と非常に高く、難易度はあまり高くないと考えていいようです。また、年4回以上試験があるので、まとまった時間がとれるタイミングで気軽にとれて役に立つ資格といえます。
地域のスポーツ活動、フィットネスクラブなどスポーツに関わるほぼすべての場面で、スポーツリーダーの活躍舞台はあります。比較的ハードルが低い資格でもあるので、学生のアルバイトや主婦のパートなどを希望する人、またスポーツ関係で働きたいけど資格を持っていない人などは、時給アップのために取得しておいてもいいかもしれません。
上にも述べましたが、スポーツリーダーの資格を取得するためには通信教育、全国で行われる集中講習会、大学・短大・専門学校の単位取得の3つの方法があります。このうち集中講習会は純然たる自力本願になりますが、その他の方法を選べば、先生や同級生も資格取得を応援してくれるので、より苦労が少なく資格が取得できそうですね。
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